ねとは日和

人生いろいろ放浪記

虐殺器官とハーモニー

ネタバレあり。

 

ずーっと気になっていたのに手を出していなかった2冊を年明けに読んだ。

 

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

 

 

 

ハーモニー〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)

ハーモニー〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)

 

 

 


作品内の時系列的には虐殺器官→ハーモニーなのだけれど、先にハーモニーから読んでいた。

 

ハーモニーは、トァンが刹那に生きている感じが桜井亜美の主人公たちを思い出させる。あと途中単独行動し出したしひどい目にあうのかも…とヒヤヒヤしながら読んだ。

ミァハもカリスマ性がありとても魅力的。

見下していたキアンが実は三人のことをちゃんと気にかけていたと知るトァン、そのシーンが一番印象に残っている。

 

相手を無意識のうちに見下して、後になって自分の愚かさに気づく…っていう苦い経験を思い出した。

 

ラストは残念な結果になったけれど、その後の世界をぶっ壊してくれる人が現れて欲しい。

(でも残念ながら、あの人々は調和しながら淡々と生きてくんでしょうけれど。)

 

 

ラヴィス、ジョン、ルツィア、隊員たち、虐殺器官も登場人物が魅力的だったのだが、一度読んだだけではキャラクターの心理描写がわからない部分があったので2回目も読みたいところ。

こうして、アメリカは滅亡したのだなーと。

ハーモニーと比べて主人公が特殊部隊ということもありアクションシーンが多め。

ちょうど放映中のアニメも気になっている。(→これを書いたあとに見てきた)

 

2作品とも夢中になって読んだし、何度と読み返すんだろうな。

しかし、伊藤計劃氏の新作を読むことが出来ないのがとても残念だ。